ミャンマー国家安全保障顧問と中国外務次官が会談、防衛協力強化で合意

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画像提供:中国外務省
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中国政府は、中国の劉振民外務次官とミャンマーの国家安全保障顧問が会談を実施した事を発表した。

この会談で両者は、ミャンマー国内で発生している政府軍と少数武装勢力との間における紛争の平和的解決方法や、両国間における防衛協力方法に関する協議を実施した。また、ミャンマーのティン・チョー大統領が中国に訪問した事も話題に挙がり、この大統領の訪中は両国関係の強化に繋がるとの認識が示された。両国は、今後も防衛分野等における協力関係を強化し、両国の共同プロジェクト開発に協力していく事で合意した。

中国では経済成長に伴い原油の消費量が増加し、他国からの原油の輸入量も増加している。そのため中国政府では、アメリカ政府等の意向により経済封鎖等が実施され中国への原油供給が停止された場合に備えて、原油調達の多様化を図り、雲南省昆明とミャンマー西部の港を結ぶパイプラインを稼働させている。このパイプラインが稼働した事に伴い、両国は防衛分野における関係も強化させており、今後も両国の防衛分野における協力関係は深まっていく見込みである。

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