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マレーシア国家警察長官は、マレーシアでは年末にテロが発生する可能性が高いとして国民などにテロ事件を警戒するように呼び掛けた。
マレーシア国家警察長官は、クリスマスから年末年始にかけてはテロが発生する可能性が高く、首都近郊の宗教施設・娯楽施設・ショッピングモール・アメリカ関連施設におけるテロ警戒を高めていると述べている。近年では欧米などでテロが多発しているため、マレーシアにおいても同様の事件が発生する可能性が高いとしている。
マレーシアでは今年の6月末に首都クアラルンプール市郊外のショッピングモールで爆弾テロ事件が発生し、8人が負傷する初のテロ事件が発生していた。その後もマレーシア警察はテロを防ぐための警戒を続け、マレーシア国内の幅広い地域においてイスラム国と通じてテロを実行する可能性があるとして多数の容疑者を逮捕していた。マレーシア警察では、その後もテロ警戒態勢を固持しているが、クリスマス後から年末の時期が最もテロが発生する可能性が高いとして、あらためてテロを警戒するように呼び掛けている。