エア・ウォーターによるマレーシア企業の買収をJBICが支援

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画像:エア・ウォーター株式会社のHPより
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日本の3大産業ガスメーカーの一つであるエア・ウォーター株式会社がマレーシア企業を買収する事に伴い、株式会社国際協力銀行(JBIC)は必要となる資金の一部を融資する事を発表した。

エア・ウォーターが買収する企業は、アメリカの大手産業ガス関連機器メーカーのマレーシア現地法人として設立された「Taylor-Wharton Malaysia Sdn. Bhd」となる。この現地法人では、アジアや北米地域に広範な顧客基盤を有しており、低温液化ガス貯槽・容器や低温液化ガスシリンダー等の低温機器の製造・販売事業を行っている。エア・ウォーターでは、この広範な顧客基盤と低温機器の製造拠点を獲得し、産業ガス関連分野における更なる事業拡大を図っている。JBICは、この買収が日本産業の国際競争力の維持と向上に貢献するものと判断したことから、支援する事を決定した。

JBICは日本政府が全額出資し国際金融に特化した日本の公的金融機関であるため、今後も民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aを支援していく方針である事を表明している。

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