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日本の国土交通省は、マレーシアとの水分野に関する協力を促進するため、マレーシアのエネルギー移行・水変革省との協力覚書の署名を実施したことを発表した。
国交省の水管理・国土保全局河川計画課によると、協力分野は、「統合水資源管理」「流域管理、総合水計画及び砂防(土砂災害リスク軽減)」「洪水及び干ばつ管理のための通信技術及びシステム、予警報システム、並びに水文観測」「減災及び洪水リスク管理」「ダムの監視、管理、運用及び改良」「水資源、水道及び下水道に関するリスク管理」「地下水管理」「水資源、水道及び下水道施設の計画、設計及び整備」「研修、情報・優良事例の共有、自発的かつ相互に合意された条件による技術移転、水及び上記問題に関する公教育・啓発等の能力構築の推進」「水資源、水道及び下水道分野における研究開発及びイノベーション」「両当事者が共同で決定する水資源管理に関するその他の協力分野」となる。
今後は、水分野に関する日本の技術・ノウハウの活用などを通じて、マレーシアとの協力関係を深めていく方針である。