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日本の文部科学省は、退職教員を対象とした、令和7年度マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員の募集を開始した。
文部科学省では、マレーシアにおける人材養成への協力の一環として、同国政府からの要請に基づき、昭和58年度から日本人教員を現地に派遣し、日本の大学への留学を目指すマレーシア人学生に対する予備教育に協力している。
今回は、令和7年度の派遣教員について、高等学校等の教員として勤務し、退職をした物を対象として募集が開始された。募集する教科及び採用予定人数は、数学(上限4名)、物理(上限2名)、化学(上限2名)のいずれかを担当する者となる。
応募要件は、『高等学校の教員として原則として5年程度以上の勤務経験を有し、退職し、常時勤務を要する職に就いていない者』『派遣教員団長の指導監督のもと、他の教員等と協調しながら職責を果たすことができる者』『異なる社会の言語、生活様式、風俗習慣などを正しく理解できる者』『日本語を習得中の学生への教育に、忍耐強く取り組むことができる者』『マレーシア政府の事業を成功に導くよう、我が国政府から派遣される者であることを十分自覚し、責任を持って行動することができる者』『英語や日常生活に必要となるマレー語の習得に意欲がある者』などの要件全てを満たす必要がある。