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マレーシア政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために実施していた外国人の入国制限を、一部緩和する方針であることを明らかにした。また、シンガポール、ブルネイ、ニュージーランド、豪州、韓国、日本の6か国はグリーンゾーン国として、特に緩和される見込みである。
マレーシア政府の発表によると、就労者パス・カテゴリー1、専門職訪問パス、居住者パス(技能)を保有し、企業のManaging Directorなどの上級幹部である駐在者は、入国許可などは不要となり、新型コロナウイルスのスクリーニングは必要となるが、グリーンゾーン国からの入国の場合は、入国後の14日間の自宅隔離は不要となる。なお、就労者パス・カテゴリー2、3の駐在員の場合は、入国管理局が再入国手続きを検討中である。
その他の場合の入国の際に関しても、グリーンゾーン国からの入国の場合は、入国後の14日間の自宅隔離は不要となる。なお、グリーンゾーン国制度の運用に関しては、相手国と規制内容について協議する必要があるとしている。