マレーシアではロックダウン一部緩和により経済活動が再開

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マレーシアでは、5月4日から都市封鎖(ロックダウン)の一部緩和を行い、大部分の経済活動と社会活動が再開されている。

企業活動に関しては、政府が定めた規制内容(SOP)を遵守することを条件に、ほぼ全ての経済セクターの営業が認められる。ただし、映画館・カラオケ・娯楽施設・リフレクソロジー施設・テーマパーク・ラマダンバザール・展示会は認められない。

スポーツは、屋内外を問わず、サッカー・ラグビー・水泳などの、身体への接触や感染のリスクを負うスポーツは認められない。テニスやバドミントンは屋外で無観客に限り、またジョギング・サイクリング・ゴルフは社会的距離を遵守すれば許可される。なお、スポーツイベントは認められない。

州をまたぐ移動は、ハリラヤアイディルフィトリ(イスラム教徒のラマダンの断食明けを祝う祭り)のお祝いを含め、州をまたぐ国内旅行は認められない。仕事への移動の場合及び実家に取り残され自宅に戻れていない人のみ、州をまたぐ移動が認められる。

レストランは、テーブルを少なくとも2メートル離し、顧客の社会的距離の確保、支払いカウンター前の社会的距離確保、手指消毒液の準備、テーブルの確実な清掃、従業員のマスク着用の義務づけ、入店時の顧客の検温、顧客の氏名・電話番号や来店日時の記録などの諸作業をすべて実施しなければならない。

学校は引き続きすべて休校となり、宗教の大規模集会なども認められない。

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