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安倍晋三内閣総理大臣は、マレーシアのマハティール・ビン・モハマッド首相と、日・マレーシア首脳電話会談を24日に実施した。
電話会談で安倍総理大臣は、マレーシアで5月9日に実施された総選挙における勝利にたいして祝意を表明するとともに、日本とマレーシア両の関係をさらに強化するとともに、地域の安定と繁栄に向けた協力を深めたいとの旨を述べた。マハティール首相からは、総理からの祝意に感謝を述べ、近く訪日して安倍総理大臣と会える事を楽しみにしているとの旨を述べた。
マハティール新首相は、マレーシア国内の財政立て直しのために、大規模な行政改革を行う事を表明しており、日本政府にも協力を呼び掛けるとみられている。また、6月には日本に訪問する予定であり、その際には機会をいかして日本の政府高官との会談が実施される予定である。その際には、日本政府側もマレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画に、日本の質の高い新幹線を採用して貰うように働きかけを行うとみられている。