多摩動物公園のマレーバクの「ソラ」が死亡

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画像提供:東京都
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多摩動物公園は、昨年の10月に生まれたばかりのマレーバクの「ソラ」が、1月16日に急性心不全により死亡した事を発表した。

多摩動物公園では、「ワシントン条約附属書1」「IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)」に指定されている、絶滅危惧種のマレーバクを飼育している。マレーバクは、ミャンマー南部・タイ南西部・マレー半島・スマトラ島の東南アジア地域に生息している。現在は、この地域の経済成長とともに森林開発が進んだこと等により生息地が減少しており、世界中のバク種の中で最も絶滅が危惧されている。

このマレーバクのメスのソラは昨年の10月26日に誕生し、順調に成長していた。死亡当日の朝も特に異常は見られなかったが、昼過ぎに放飼場で動かなくなっていたソラを発見し、死亡を確認する事となった。

今回のソラの死亡により、多摩動物公園のマレーバクの飼育状況は、オス3頭とメス2頭の合計5頭となった。なお、日本国内の飼育状況は、2016年12月31日時点では13園館で37頭(オス21頭、メス16頭)を飼育している。

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