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WHO西太平洋地域事務局は、ラオスのルアンパバーン県においてH5N6型鳥インフルエンザのヒトへの感染が確認されたことを発表した。
WHO西太平洋地域事務局の発表によると、ラオス政府から、ルアンパバーン県に在住する5歳の男性がH5N6型鳥インフルエンザに感染したことが報告された。現時点では、この患者と接触した者などからは、さらなる感染事例は報告されていない。ラオスでH5N6型が確認されたのは今回が初めてのことである。なお、ラオスでは、昨年の10月に今回とは異なるH5N1型鳥インフルエンザに感染した事例が報告されている。
WHO西太平洋地域によると、H5N6型鳥インフルエンザは、近年では人への感染事例が31件報告されており、そのうち8人が死亡している。