日清オイリオグループが東南アジアのチョコレート市場に参入

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画像:日清オイリオグループのHPより
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日清オイリオグループ株式会社は、インドネシアを含む東南アジアのチョコレート市場に参入するために、自社の連結子会社の大東カカオ株式会社がインドネシアのサリムグループ傘下の「PT Salim Ivomas Pratama Tbk」と、インドネシアにおいて業務用チョコレートの製造・販売を行う合弁会社を設立することに合意した事を発表した。

インドネシアをはじめとする東南アジア(ASEAN)地域においては、経済成長とともに中間所得層が増加しているため、チョコレート市場が拡大していた。この拡大しているチョコレート市場を確実に獲得するため、日清オイリオグループではインドネシアでチョコレート事業を手掛けるサリムグループと提携する事を検討していた。両社は検討した結果、インドネシアで業務用チョコレートを製造・販売する合弁会社を設立することに合意した。

両社が設立する合弁会社「PT INDOAGRI DAITOCACAO」は、資本金が約38億円となり、日清オイリオグループ側が51%の出資、サリムグループ側が49%の出資を行う。この合弁会社は、設立した2年後を目途として業務用チョコレートの製造・販売を開始する予定である。両社は今後はこの会社を通じて、大東カカオが有する高度なチョコレート製造技術と、サリムグループが有するインドネシアと東南アジアにおけるネットワークを活用して、この地域におけるチョコレート事業を拡大させていく方針である。

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