双日がインドネシアの車両運行管理サービス企業と資本業務提携

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画像:双日のHPより
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日本の総合商社である双日株式会社は、インドネシアで車両運行管理サービスを開発・提供するIoT(インターネット オブ シングス)ベンチャーの「デジタルインスティンクツ・テクノロジー(PT. Digitalinstincts Teknologi:DIT)」と資本業務提携契約を締結した事を発表した。

双日は子会社の日商エレクトロニクスを通じて、日本国内企業向けに車両運行管理を目的とした交通事故削減コンサルティングサービスを提供していた。このサービスは日本国内で約1万台の車両に採用されており、ビッグデータの分析により営業車両等による事故の大幅削減に寄与していた。

双日はこのサービスを元として、インドネシアのDIT社と2015年から協業を開始していた。両社はインドネシアで保険・レンタカー・建機業界向けにサービスを提案してきた結果、インドネシアの大手財閥がDIT社のサービスを採用し試験運用を開始した。そのため双日は、インドネシアやアジア地域におけるIoT事業へ本格的に参入するためにDIT社との資本業務提携を行う事を決定した。

双日は、今後も総合商社としての機能を最大限発揮したうえで、インドネシアを含むアジア地域においてIoTサービスや自動車周辺の保険、物流、レンタカー業界とのデータの連携を図っていく方針である事を表明している。

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