三井物産がインドネシアの医薬包材製造事業に参画

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画像:三井物産のHPより
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日本の総合商社である三井物産株式会社は、インドネシアの医薬包材製造事業に参画するために、藤森工業株式会社と共同でインドネシア証券取引所上場企業である「PT チャンピオン・インドネシア(PT. Champion Pacific Indonesia Tbk)」を買収する事を発表した。

インドネシアでは、堅実な経済成長に伴い中間層が拡大し公的医療保険制度の導入が行われている事により、今後の医薬品市場におけるの高成長が見込まれている。三井物産は、この将来が有望な市場を獲得するために、日本で化粧品・医療・医薬・食品向けの包材などの幅広い産業分野に高機能な各種資材を提供している藤森工業と協力し、現地企業の買収を通じてインドネシアに参入する事を決定した。

両者が株式をする取得するPT チャンピオン・インドネシア社は、1975年に設立されており、インドネシア大手製薬企業と30年以上にわたる取引実績を持ち、現地の多数の製薬企業に医薬包材を供給している。両者が株式取得にかかる費用は約70億円程度となり、出資比率は三井物産40%、藤森工業60%となる予定である。

三井物産は、今後もインドネシアにおける医薬包材の品質と生産性を高め、地域の医療発展に貢献していく方針である事を表明している。

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