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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、インドネシア大学でのJICAチェア特別講義を11月22日に開催したことを発表した。
JICAチェア(JICA日本研究講座設立支援事業)では、日本の開発経験を学ぶ機会を開発途上国現地でも提供するため、各国のトップレベルの大学などを対象に日本研究講座の設立支援などを行っている。インドネシアにおいては、インドネシア大学をパートナー大学とし、日本財団による図書寄贈事業と連携を行うとともに2021年にはJICA講師による特別講義、インドネシア大学人文学部の正規講義として単位認定を受けるJICAチェア長期連続講義を開講していた。
この取り組みの一つとして、11月22日にインドネシア大学において萱島信子 緒方貞子平和開発研究所顧問による特別講義(オンライン)「日本の学校における総体的教育:知育・徳育・体育」が開催された。この講義では、日本の学校における総体的な教育について、多くの写真とともに戦後の学習指導要領の変遷や教育現場での教師の役割、生徒の学校生活など多角的な観点から説明がなされた。