日インドネシア防衛相会談、艦艇寄港や共同訓練等で協力深化

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画像提供:防衛省
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日本の防衛省・自衛隊は、河野防衛大臣とインドネシアのプラボウォ国防大臣と、日インドネシア防衛相会談を実施したことを発表した。

会談で河野大臣は、ADMMプラス(拡大ASEAN国防相会議)以来の再会を嬉しく思う旨を述べるとともに、11月に発表した「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づいて、両国の防衛協力を一層強化したい旨述べた。また、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」というビジョンについて説明し、FOIPと「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」のシナジーを追求しつつ、両国の協力関係を一層深化させたい旨述べ、プラボウォ大臣からは、アップデートされたビエンチャン・ビジョンを歓迎するとともに、FOIPとAOIPのシナジーを追求しつつ関係を深化させていくことに賛同する旨が述べられた。

両大臣は、北朝鮮に関しては、国連安保理決議の履行の重要性について認識を共有し、引き続き協力していくことで合意した。南シナ海情勢に関しては、意見交換を行い、一方的な現状変更に対する深刻な懸念を共有した。防衛協力・交流に関しては、艦艇の寄港、多国間共同訓練「コモド」への自衛隊参加などの協力のほか、両国共通の課題である人道支援・災害救援分野の協力を進めていくことで合意した。

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