日本の生命保険会社が相次いでインドネシアへ参入

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画像:日本生命保険相互会社から引用
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インドネシアの人口数は約2億4800万人で世界第4位である。平均年齢も低く生命保険への加入率が低いことからも、生命保険市場として非常に魅力的な国であり、調査会社によると市場規模は6,000億円程度と試算されている。日本生命保険相互会社は、2014年5月21日に合意していたインドネシアのセクイスライフ社の20%の株式取得を完了したことを10月17日に発表した。

インドネシアの保険市場は魅力的なため、日本の大手生命保険会社は既にインドネシア現地の生命保険会社の株式の一部取得による形で相次いで参入している。日本の主な会社の提携会社は以下である。

【東京海上ホールディングス】
PT Tokio Marine Life Insurance Indonesia

【三井住友海上火災】
PT Asuransi Jiwa Sinarmas(シナールマス生命)

【第一生命】
PT Panin Life(パニンライフ)

しかしながら、都市部以外の一部地域では保険加入が進まないという問題も発生している。若者が増える都心部では保険加入のニーズが高まっているが、都市部から離れた島などでは相互扶助の精神に基づく助け合いの精神が根付いている地域が多い。この地域の住民は保険に加入する必要性を感じておらず、支払い保険料の負担も負えないため、この様な地域においては保険加入が進んでいない。

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