インドネシアの薬物依存症リハビリテーションセンター整備を支援

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画像提供:在インドネシア日本大使館
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在インドネシア日本大使館は、日本政府が実施していたインドネシアの南スマトラ州パレンバン市の薬物依存症リハビリテーションセンター増築整備支援が完了した事に伴い、引き渡し式典を開催した事を発表した。

インドネシアのパレンバン市で薬物依存症患者の治療を実施しているアル・ラフマン薬物依存症リハビリテーションセンターでは、施設のスペースが十分になく受入れ可能人数が限られているため、希望者の多くを受け入れる事が出来ない状況であった。そのため日本政府は、より多くの薬物依存症患者を治療する事が可能となるように、リハビリテーション施設1棟(居室10室、セラピー、検診等に使用する多目的室1室)と備品を整備する支援を実施する事を決定していた。

この支援は、平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「南スマトラ州パレンバン市における薬物依存症リハビリテーションセンター増築計画」として、アル・ラフマン薬物依存症リハビリテーションセンターに1,168,669,602ルピア(約990万円)を供与する形で実施された。開催された式典には、日本政府側からは在インドネシア日本国大使館次席が出席し、インドネシア政府側からパレンバン市長とサリザル・アル・ラフマン薬物依存症リハビリテーションセンター代表等が出席した。この支援が完了した事に伴い、リハビリテーションセンターの受入れ可能人数が拡大し、薬物依存症の治療が促進されることが期待されている。

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