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日本の外務省は、インドネシア政府との間における防衛協力を協議することなどを目的として「第3回日本・インドネシア外務・防衛当局間協議」を6日に東京で開催する事を発表した。
日本政府では、南シナ海で中国政府がベトナム政府やフィリピン政府からの了承を得ない強硬的な開発を進めている事を受けて、近隣諸国であるインドネシア政府との間で南シナ海問題や地域の安全保障を協議するため、2015年12月に「日・インドネシア外務・防衛閣僚会合」を開始していた。その後も、防衛協力を深化させるための協議を進めており、再び外務・防衛当局間(PM)協議が開催される事となった。
今回の協議には、日本政府側からは外務省南部アジア部参事官や防衛省防衛政策局次長等の関係者が参加する。インドネシア政府側からは外務省アジア太平洋アフリカ総局長や国防省防衛戦略総局長等の関係者が出席する予定である。今回の協議でも、インドネシアと日本との間の安全保障政策の協力方法や地域情勢等に関する意見交換が実施される予定である。