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インドネシアでは汚職がまん延しており、国際的に汚職状況を調査しているNGOのトランスペアレンシー・インターナショナルが発表するインドネシアの汚職状況(順位が高いほど汚職が少ない)は世界で114位である。アセアンでのトップはシンガポールの5位であり、一番低いのはカンボジアの160位である。なお、日本は18位、アメリカは19位、中国は80位である。インドネシア政府はこの様な状況を改善すべく、インドネシア財務省は政府職員は賄賂を受け取らないよう注意することを7月23日に発表した。
この発表によると、政府職員は他の市民の模範となるべく行動すべきであり、現金の受領だけでなく他の形式での賄賂も受け取らないように注意している。受け取った場合には刑事罰に問われる事も発表している。
インドネシアは22日に新しい大統領が確定し新しい国づくりへと舵をきっており、その一環として汚職改善も行うべく動いているが、汚職が日常の習慣として根付いているインドネシアでは、まだまだ時間がかかりそうである。