中国の習近平国家主席がカンボジア訪問、南シナ海問題で関係強化へ

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画像提供:中国外務省(王毅外相が4月にフンセン首相と会談した様子)
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中国外務省は10日に開催した記者会見の際に、習近平国家主席が13日から17日の日程でカンボジア・バングラデシュ・インドへの訪問を行う事を発表した。

カンボジアに訪問する習近平国家主席は、カンボジアのフン・セン首相や国王・政府高官などとの会談を予定している。フン・セン首相は、中国政府がフィリピン政府・ベトナム政府と南シナ海の領有権問題で争っている事に関しては、領土問題はASEAN全体の問題とせずに二国間で解決すべしという中国政府の立場を支持する事を表明している。中国政府はこの方針を歓迎するとともに、カンボジア政府への支援を更に強化する事を表明している。今回の習近平国家主席のカンボジア訪問は、この協力関係を更に強化するための話し合いと各種協力文書への調印式などが行われる予定である。

習近平国家主席はインドで15日・16日に開催されるBRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国)首脳会議にも出席する。インドではモディ首相との会談も予定されている。

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