ANAの日本・カンボジアの直行便が運航開始

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全日本空輸株式会社(ANA)は、日本の成田とカンボジアのプノンペンを結ぶ直行便を9月1日から運行開始した。

カンボジアでは、安価な人件費を求めて日本を含む海外からの投資が積極的に行われている。この傾向は今後も続くと見られており、ビジネス目的で日本からカンボジアへ渡航する人が増加していくとみられていた。また、カンボジアには有名な世界遺産のアンコールワットがあり、アンコールワットへの観光目的で渡航する人も増加していた。そのためANAでは、この需要を受け止めるべく、日本からカンボジアへ直行便を就航させる事を決定した。

直行便は、カンボジアと日本を結ぶ初めての定期直行便となり、1日1往復するものとなる。機体は最新型のボーイング787-8型となり、ビジネスクラスとエコノミークラスを合わせて300人以上が搭乗可能である。直行便が就航することにより、観光・ビジネスの両面からの交流が深まる事となる。この路線の開設により、ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国10カ国のうち、ANAが乗り入れるのは8カ国となった。

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