日本はカンボジアの病院に超音波診断機と自動血球計算装置を供与

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画像提供:在カンボジア日本大使館
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日本政府は、カンボジアのタケオ州オンロカレファラル病院に対して医療器材や発電機の整備を実施する事を決定していたが、この整備が完了した事に伴い引き渡し式典を開催した事を発表した。

この支援プロジェクトは、平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「タケオ州オンロカレファラル病院機材整備計画(供与限度額:65,215ドル)」として、3月18日に実施する事を決定していた。この支援では、周辺住民が正確で質の高い医療サービスを受ける事を可能とするため、超音波診断機と自動血球計算装置を供与し、停電時に備えて非常用発電機も合わせて供与する。この供与により、診察や検査に必要な情報を正確に取得する事が可能となった。

開催された引き渡し式典には、日本国大使館の書記官やタケオ州保健局の局長に加えて、地域内の医療従事者や住民約60人が参列した。保健局の局長はスピーチにて「今回の支援に対して、日本政府や日本国民に感謝を申し上げます。供与頂いた機材は病院の医療の質を向上させ、正確な診断や迅速な治療を可能にします。」との旨を述べた。日本の書記官からは「今回の支援により、より良い医療サービスの提供が可能になりました。供与した機材は、カンボジアと日本の友好関係のシンボルとして長きにわたって維持管理されたうえで有効に活用されることを願います。」との旨を述べた。

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