日本とカンボジアは知財分野での協力を進める

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画像提供:特許庁(ウック・プラチア副大臣との会談の様子)
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経済産業省の外局である特許庁は、カンボジア商業省の主催により「世界知的所有権の日(World Intellectual Property Day)」を記念したシンポジウムに参加し、日本とカンボジアにおける知財分野の協力について意見交換した事を発表した。

世界で知的財産権の保護を適切に実施する事を目的として、国際連合の専門機関として世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization)が1970年に設立されている。この団体では、一般社会に知財保護の必要性などを訴えるために、4月26日を「世界知的所有権の日」と記念日を設定している。なお、日本では4月18日を発明の日として記念日設定していることもあり、この世界知的所有権の日は定着していないのが現状である。

カンボジアでは、海外からの投資を呼び込み経済発展を促進させるためにも、近年では知財保護の動きを進めている。そのため、世界知的所有権の日を記念したシンポジウムをプノンペンにおいて開催していた。このシンポジウムには日本の特許庁も参加しており、小柳特許技監が「IP Development and Automation in Japan」をテーマに、日本の取組についての講演を実施している。シンポジウムが終了した後には、特許技監はカンボジア商業省のウック・プラチア副大臣と会談を行い、日本とカンボジアにおける知財分野の協力について幅広く意見交換を実施した。

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