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在日本カンボジア大使館は、日本の総合商社である双日株式会社からの表敬訪問を受けたことを発表した。
双日株式会社はアセアンをはじめとするアジア地域への進出を進めており、カンボジアにおいては今年の1月から食品卸売事業への進出を行っている。この参入においては双日タイ会社を通じて、カンボジア現地で食品や消費財などの卸売事業を展開する会社と業務提携を行い、今後需要が増加する冷凍・冷蔵および業務用食品の卸売事業を展開している。卸売事業への進出はベトナム・ミャンマーにおいても実施しており、このカンボジアへの進出で3か国目となる。
双日の他のASEAN地域への進出としては、以前のニュースでも報じているが、インドネシア(双日はインドネシアの化粧品市場に参入)、ベトナム(三菱重工業と双日はベトナムの高速道路ETCシステム統合を推進)、ミャンマー(双日の物流会社がミャンマー投資委員会から投資認可を取得)、フィリピン(双日、ジャックス、三菱はフィリピン自動車販売金融市場に参入)などが挙げられ、双日は今後もアセアン地域への進出を積極的に実施していく方針であることを表明している。
今回の双日株式会社とカンボジア大使館との会談においては、双日株式会社からは常務執行役員、カンボジア大使館からはカンボジア大使などが参加した。会談では、常務執行役員から双日の歴史を紹介し、双日が近年実施しているカンボジアでのビジネス状況などの説明を実施した。