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日本の外務省は、カンボジアの交通インフラ整備と地雷撤去を支援するための支援を実施することを発表した。
交通インフラの整備として、円借款案件「国道五号線改修計画(プレッククダム-スレアマアム間)(第二期)」(供与限度額172億9,800万円)、無償資金協力「チュルイ・チョンバー橋改修計画」(供与限度額33億4,300万円)がそれぞれ実施される。日本政府では、従来から首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線の改修工事の支援を実施しており、今回は第二期として全体の供与額の一部を供与する。また、カンボジアの経済発展を促進するために、国内の物流インフラを向上させることを目的として、首都中心部とチュルイ・チョンバー地区を結ぶ国道6A号線のチュルイ・チョンバー橋を改修する。
カンボジアの一部の地域においては地雷が敷設されたままであり、これらの地域では人が巻き込まれる事故が発生しているために、無償資金協力「第七次地雷除去活動機材整備計画(供与限度額13億7,200万円)」も合わせて実施する。
これらの支援は、昨年に実施した日・カンボジア首脳会談において、フン・セン首相と安倍晋三内閣総理大臣との間で約束していたものに基づいて実施されるものである。