三菱UFJフィナンシャルがカンボジア金融機関を買収

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画像:MUFJのHPより
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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループは、自社グループであるタイのアユタヤ銀行(Bank of Ayudhya Public Company Limited)が、カンボジアの金融機関のハッタ・カクセカー社(Hattha Kaksekar Limited)の全ての株式を取得することを1月27日に発表した。

三菱UFJフィナンシャル・グループのカンボジア展開は、2012年に三菱東京UFJ銀行が邦銀として初めてプノンペンに駐在員事務所を開設しており、この事務所を中心として現地の経済情報の収集や投資環境の提供等を行ってきた。カンボジアは7%を超える経済成長を実現しており、昨年4月の南部経済回廊の開通に伴うインフラ需要の増加や ASEAN 経済共同体(AEC)の発足による域内経済の活性化等により、カンボジアは引き続き高い経済成長となることが見込まれている。そのため、カンボジアにおける事業展開を加速させるため、今回の株式取得が実施されることとなった。

今回の買収を行うカンボジアの金融機関のハッタ・カクセカー社は、カンボジアで業界4位の預金ライセンスも保有する小口事業性金融業者である。三菱UFJフィナンシャル・グループでは、グループ傘下のアユタヤ銀行が子会社を通じて行っている小口事業性金融事業における業務推進面および管理面でのノウハウを活用することにより、カンボジアでの小口事業性金融事業への進出を図っていく。

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