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河野太郎外務大臣とカンボジアのプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣は、「日・カンボジア外相会談」を8月4日に開催した。
会談で河野外相は、カンボジア国民とプラック外相などから日本で発生した7月の豪雨被害に際してお見舞いの言葉が述べられた事に対して感謝を述べた。プラック外相からは、日本政府からの今までのカンボジアへの支援に対して感謝の意が述べられた。
会談では、先月の29日にカンボジアで実施された総選挙も話題に上がり、河野外相からは、日本は国民の意思を適切に反映した形で選挙が実施されることを重視しており、必要となる支援や働きかけを実施してきたが、選挙では無効票が多く出る等の点があり残念であるとの旨を述べた。また、日本はカンボジアの開発と民主的発展の道を支えてきた友人として、カンボジアの国内政治関係者が対話を持ち国民の自由・権利を守り民主的プロセスを促進していく事等を期待しているとの旨を述べた。この河野外相の発言にたいしては、プラック外相からカンボジア政府の原則的立場の説明が行われた。