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三井住友銀行は、8月18日にカンボジアのアクレダ・バンク(ACLEDA Bank Plc)の株式を12.25%取得することを発表している。この株式取得に関連して、三井住友銀行の副会長がカンボジア大使館へ表敬訪問を8月28日に行ったことを在日本カンボジア大使館は発表した。表敬訪問においては、日本の投資家を誘致する方法などの意見交換が行われた。
三井住友銀行では、カンボジア経済は成長すると予測したため、アクレダ・バンクとビジネスの協働を目的とした業務提携覚書を平成24年8月に締結しており、平成26年1月からはアクレダ・バンクの企業向けの相談窓口「Foreign Corporate Unit」の運営支援を行っており、更なる業務提携を行うために今回の株式取得に踏み切っていた。人的な交流を更に増やすため、三井住友銀行からアクレダ・バンクへ非常勤の取締役を1名を派遣する予定である。
アクレダ・バンクへの投資は、日本のオリックスも2013年11月13日に株式の6%を取得する予定を発表しており、経済発展が進むカンボジアの金融機関への投資が激しくなりそうである。