総理補佐官がカンボジア高官と会談、国政選挙問題にも言及

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画像提供:外務省
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薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は、3月23日から24日の日程でカンボジアに訪問し、フン・セン首相への表敬訪問やティア・バニュ副首相兼国防大臣やプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣とそれぞれ会談を実施した。

薗浦補佐官はカンボジア要人との会談で、日本政府が掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」に対するカンボジア側の支持に感謝した上で、この戦略の推進にはアセアンの役割が重要であり、カンボジアとともに法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取り組みを力強く推進していく方針である事を説明した。カンボジア政府側からは、この戦略への支持を改めて表明するとともに日本からの幅広い分野における支援に感謝の意が述べられ、さらなる支援への期待が表明された。

また、カンボジア政府高官との会談では、北朝鮮情勢やカンボジアの民主主義に関する意見交換も行われた。日本政府では、今までにカンボジアの民主主義に基づく国造りを一貫して支援してきた友人として、今年の7月の国政選挙が国民の意思を適切に反映した形で実施されることが極めて重要として、国内政治関係者間での対話を実現するよう改めてカンボジア政府に働きかけた。

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