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中根一幸外務副大臣は、カンボジアに1月28日から29日にかけて訪問し、フン・セン首相などのカンボジア政府高官との会談を実施した。
カンボジアに訪問した中根外務副大臣は、フン・セン首相、ソー・ケン副首相兼内務大臣、プラック・ソコン外務国際協力大臣、スン・チャントール公共事業運輸大臣等と会談を実施した。これらの会談では、外交関係樹立65周年である今年にシェムリアップ領事事務所が開所されたことは日本とカンボジアの関係深化を示すものであると認識を述べたうえで、現在は日本政府はカンボジアの物流改善・都市機能・人材育成の強化を支援している事が説明された。中根外務副大臣からの説明に対しては、日本からの支援はカンボジアの開発目標に合致した形で行われているとして、感謝の意が示された。
中根副大臣は、今年の1月に開設されたシェムリアップ領事事務所の開所記念レセプションを開催した。レセプションには、カンボジア政府関係者や在留邦人代表等の約200人が参加した。また、シェムリアップではアンコール日本人会幹部等との夕食会などを開催し、昨今のカンボジア情勢や日カンボジア関係に関しての意見交換を実施した。