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ブルネイではイスラム教が国教のため、国家をあげてラマダン(断食)を実施している。
2014年のラマダンの期間は6月28日から7月28日の間であった。
ラマダン期間中には孤児達への支援として、防衛庁の職員などの有志が孤児へ様々な形(食品など)での支援を行っていることを防衛庁は発表している。
今年のブルネイのラマダンは7月28日に終了し、7月29日から3日間が祝日となり、全国のモスクにおいてハリラヤ(ラマダン明けに行われる祝賀)が行わる。
ブルネイ政府の発表によると、7月30日から3日間王宮が開放される。
王宮に訪問した人は、伝統料理を食べる事ができ、手土産も貰え、子供たちの場合には緑色の袋(お年玉)を貰えるため、多数の人が訪れると見られる。
ハリラヤは日本における正月という見方も出来るイベントである。
しかしながら、先日の記事(・・シャリア刑法違反により・・)で報じているように、外国人もラマダン中には公共の場所での飲食などが禁じられており、違反した事による逮捕が実際に行われている事からも、ラマダン中に訪問する際には注意したい。