住友商事と新日鐵住金がブルネイに設立した企業の開所式開催

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画像提供:住友商事
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総合商社である住友商事株式会社と大手鉄鋼メーカーである新日鐵住金株式会社は、フランス系のバローレック・チューブス(Vallourec Tubes S.A.S)と共同でブルネイに設立した油井管継手「VAM BRN」の開所式を10日に実施した事を発表した。

住友商事と新日鐵住金は、ブルネイでの原油・天然ガス生産の大手であるブルネイシェル社に対して、40年にわたってエネルギー開発用のシームレス油井管を納入していた。これらの実績が評価された事から、ブルネイ政府とブルネイシェル社からの要請を受けて、ブルネイ現地で油井管の加工等を行う事を目的とした現地法人「VAM BRN」を設立していた。

「VAM BRN」の出資比率は、新日鐵住金が60%、住友商事が30%、バローレックが10%となり、合計で約36百万USドルの投資により設立されている。従業員数は約110人となり、年間生産能力は1万8000トンとなる。製造するのは、小径ネジ切りライン・中径ネジ切りラインとなる。

開所式は、サランビガー工業団地にて実施され、主賓であるブルネイ国皇太子にくわえてブルネイ政府関係者・日本大使・ブルネイシェル社等の関係者の合計約120人が出席した。

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