アセアンにおけるFacebookの普及状況(2014年7月時点)

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以前の記事(ラオスでFacebookの規制・・)にて報じているが、ラオスにてFacebookの規制が行われる見込みであるが、他のASEANの国々に比べると普及率が低い状況である。ASEANの十カ国でのFacebookの利用状況を上記の図にまとめた。

国毎の人口とFacebookの利用者から求めた、普及状況の割合で一番が高いのが74%でシンガポール、二番目は64%でブルネイ、三番目は55%でマレーシアとなっている。
一番低いのは3%のミャンマー、二番目に低いのは8%のラオスとなっている。なお、単純に利用者が一番多い国は総人口が多いインドネシアの6,800万人である。
本結果からは、国家によるネット検閲の問題はあまり影響がなく、基本インフラが整っている国ほどFacebookが普及していることが読み取れる。(シンガポールはネット検閲を行っている国である)

アセアンにおけるFacebookの普及状況を、テキストベースで以下に列挙する。

【国名】FB利用者:総人口数(FB利用割合)

【ブルネイ】260,000:406,000(64%)
【タイ】28,000,000:68,229,000(41%)
【インドネシア】68,000,000:247,954,000(27%)
【ラオス】560,000:6,772,000(8%)
【マレーシア】16,200,000:29,620,000(55%)
【カンボジア】1,680,000:15,407,000(11%)
【ミャンマー】1,840,000:64,932,000(3%)
【ベトナム】26,000,000:89,691,000(29%)
【シンガポール】4,000,000:5,399,000(74%)
【フィリピン】36,000,000:97,484,000(37%)
【ASEAN合計】182,540,000:625,894,000(29%)

《参考情報》
【日本】22,000,000:127,341,000(17%)
【韓国】14,000,000:50,220,000(28%)
【アメリカ】182,000,000:316,373,000(58%)

※Facebook会員数は、Facebookのサイトにて国毎に広告配信可能な数を元に算出
※人口数は、国際通貨基金(IMF)が2014年4月に発表した2013年の人口数を元に算出

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