海上保安庁はASEANの海上管制官の人材育成を支援

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日本の海上保安庁は、ASEAN加盟国の船舶通航支援等業務(VTS)に携わる管制官の人材育成を支援するため、13日から17日の日程で関係する職員を日本に招聘し、人材育成に関する地域会合を開催する事を発表した。

日本政府と海上保安庁はアセアン地域における海上の安全・安心を維持するための支援を継続して実施しており、マレーシアに船舶通航支援等業務(VTS)に携わる人々のためのASEAN 地域訓練センターの設立を予定している。アセアン加盟国では、このセンターを活用し、センターで基本の訓練を修了した者に対しては、国際標準に沿ったOJT の実施及び資格付与の認定事務を行う方針である。そのため、このセンターの利用・活用方法を確認するため、アセアン加盟国の関係者を招聘する会合を実施する事を決定した。

今回の会合に参加するのは、ASEAN加盟国の10カ国と航行援助事業にかかる諸問題の検討や標準化のための勧告等を実施している非政府組織のIALA(国際航路標識協会)も参加する。テクニカルツアーも実施される予定であり、日本無線株式会社の長野事業所を訪問し、訓練センターに導入される予定であるVTS シミュレーターの見学も行われる。

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