いかなる事態に際しても国民の命と平和な暮らしを守り抜く、岸田外相

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画像提供:外務省
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日本の岸田文雄外務大臣は、20日の衆参両院の本会議で外交演説を行い、日本政府はASEANの更なる統合を支援し、南シナ海で一方的な開発を進める中国を念頭に南シナ海の平和的解決に向けて努力していく事を述べた。

岸田外相の演説では、日本外交の三本柱として『日米同盟の強化』『近隣諸国との関係強化』『日本経済の成長を後押しする経済外交の推進』を挙げた。

『近隣諸国との関係強化』の演説の中ではアセアン地域に関しても言及し、「ASEANは今年で年設立50周年を迎えます。この地域の更なる統合・安定・繁栄は地域の平和と安定に極めて重要です。日本政府はASEANの中心性と一体性を支持し、ASEAN加盟国とASEANとの関係を一層強化していきます。」との旨を述べた。

南シナ海問題にも触れており、南シナ海で一方的な開発を進める中国政府を念頭におき、「南シナ海での一方的な現状変更は国際社会共通の懸念事項です。日本は関係国と連携したうえで、国際法に基づく紛争の平和的解決に向け努力することの重要性を訴えていき、開かれ安定した海洋の維持・発展に取り組んでいきます。」との旨を述べた。

平和と安全という観点からは「アジア太平洋地域の安全保障環境は一層厳しさを増しています。日本政府は平和安全法制の元で、地域と国際社会の平和と安定と繁栄に積極的に貢献していき、いかなる事態に際しても国民の命と平和な暮らしを守り抜きます。」との旨を述べた。

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