日本・ASEAN首脳会議、日本はASEAN共同体の発足を支援

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画像提供:内閣広報室
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マレーシア・クアラルンプールで第18回日本・ASEAN首脳会議が11月22日に開催された。安倍総理はこの会議に参加し、日本政府はASEAN共同体の発足の全面的に支援していく旨が宣言された。

第18回日本・ASEAN首脳会議は11月22日に開催され、各国から首相などが参加した。安倍総理は会議にて、日本にとってASEANは非常に重要なパートナーであることからも、今後も惜しみない支援を行っていくことを約束した。ASEAN側からは、40年にわたる日本とASEANの緊密な関係を賞賛し、関係が着実に強化されていることを歓迎する旨が述べられた。今回の会議では、経済分野での協力・安全保障分野での協力などに関しても話し合われた。

経済分野の協力では、日本政府は今年末に設立されるASEAN共同体を全面的に支援し、更なる成長を押し進めるために、東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)と協力して、継続的な支援を実施していくことが宣言された。具体策として、質の高いインフラ開発を支援するため、アジア開発銀行(ADB)と協力して、積極的な融資を行っていく。また、アセアン地域の中小企業が利用できる融資制度を充足させ、産業人材の育成(「産業人材育成協力イニシアティブ」)も行う。

安全保障分野の協力に関しては、日本政府が掲げる国際協調主義に基づく積極的平和主義の下で、南シナ海を含む世界各地における安全・平和・繁栄に貢献するために、各国との連携もとで安全保障活動を進めていくことが宣言された。ASEAN側からは、日本の平和安全法制を支持するとともに、日本政府のこれからの活動に期待することが述べられた。

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