鈴木農林水産大臣は、記者からの、飲食業などではにんじん・玉ねぎは中国産に非常に依存をしており、農林大臣としては円高にすべきと主張すべきとの質問に対しては、国産での供給力を上げていく努力を進めていくとの見解を示していることが明らかになった。
4月7日に実施された農林水産大臣記者会見の際に、記者から「米以外の食品の値上がりが激しく、鶏肉などは4月からガーンと上がっています。これはタイ産の鶏肉が、中国・韓国の需要が非常に強くて、もう量が確保できなくなっている感じがします。主力の野菜、にんじん・玉ねぎは中国産に非常に依存をしています。スーパーで売っているものは国産が多いが、飲食業ではほとんどが中国産ではないかと思います。どんな対策と調査を行っていますか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して大臣は、「食品それぞれについては、状況が違うわけですけれども、天候がかなり振れるということで生産力が落ちている面もあるものについては、供給が海外のものが増えている現状があろうかと思います。今後、輸入品の食品についても、様々な影響が当然あろうかと思いますので、そうした影響をまずよく注視をして、我々としてこの家計に与える影響、どのような形になるのか、しっかり見ていかなければならないというふうに思っております」との旨を答えた。
その後に、記者から「主な輸入品については、明らかに量が細ってきていると思います。もう根本にあるのは、米は別ですけれども、需給が高いから、基本的には輸入品が高くなっている理由の大きな要因が円安にあると思いますね。そういう意味では、むしろ円高にすべきであるというようなことは、農林大臣としては主張されるべきことではないかと思うのですが、いかがですか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して大臣は「円安円高それぞれの水準で、国内産また海外からの輸入ものに、当然、これは価格に影響あるわけですから、その点はよく理解をしておりますが、私たちとして、やはり食料の安定供給、供給力がやっぱり落ちていて、結果として輸入にシェアを奪われているものについては、本来であれば国産で供給できるところは供給すべきですから、しっかりこの供給力を、それぞれの産品についてよく見て、上げていく努力をさせていただきたいと思います」との旨を答えた。
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