中国はスリランカのエネルギー分野で影響力拡大へ、外相会談

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画像提供:スリランカ外務省
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スリランカ政府と中国政府は、中国の王毅外交部長とスリランカのヘラート外相との間で外相会談を1月12日に実施したことを発表した。

この会談は、二国間の関与をさらに強化し、両国間の戦略的協力パートナーシップを推進することを目的として実施された。両大臣は、70年前に外交関係が樹立されて以来、スリランカと中国の長年の友好関係と長年にわたる協力を再確認した。また、貿易、投資、開発協力および観光分野におけるパートナーシップの強化にも焦点が当てられた。

ヘラート大臣からは、サイクロン被害への支援に続いて、スリランカに着実な支援が拡大されたことに対し、政府および中国国民に深い感謝の意を表し、道路、鉄道、橋梁を含む、人々の日常生活に必要不可欠なインフラの復旧を特に重視し、さらなる支援を要請した。また、ハンバントタにおけるSINOPEC石油製油所プロジェクトに関する合意は2026年第1四半期に最終決定される予定であることも伝えた。

王大臣からは、中国政府は発展途上国や中小国の正当な権益をしっかりと守り、国連憲章の趣旨と国際法をしっかりと守り、志を同じくする国と共に、弱肉強食のルールの巻き返しをボイコットし、あらゆる強権といじめに反対し、多国間主義と国際正義を守っていく旨であることを伝えた。

なお、スリランカのハンバントタ港は、いわゆる中国による「債務の罠」と言われる、2017年より99年間にわたり中国国有企業・招商局港口にリースされることが決まった港である。このハンバントタでは、中国石油化工集団(SINOPEC)が石油製油所プロジェクトを進める予定となっている。そのため、中国政府はスリランカにおけるエネルギー分野における影響力をさらに拡大させることとなる。

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