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海上保安庁は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みの下、海上保安機関職員などを招へいしてJICA課題別研修「救難・環境防災コース」を10月28日から12月5日にかけて実施する。
この研修は昭和57年から実施されており、海上保安実務者として必要となる、海難救助をはじめとする海上で発生する事故・自然災害への対応、海洋環境保全に関する知識・技能について習得することを目的として実施され、今回で43回目の開催となる。
今回の予定参加国は、アジア地域からはスリランカ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、 マレーシア、アフリカ地域からはジブチ、タンザニア、マダガスカル、大洋州地域からはパラオ、ソロモン、ツバル、サモア、マーシャルとなる。
主な研修内容は、『捜索救助、海上防災及び環境保全等に関する講義』『海上保安庁施設の視察』『捜索救助及び海上防災に関する訓練』となる。研修場所は、海上保安庁本庁、海上保安試験研究センター、海上保安学校宮城分校、第二管区海上保安本部、横浜海上防災基地、仙台航空基地他となる。
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