国土交通省の外局である観光庁は、「海外教育旅行シンポジウム2025」を3月14日に開催さる。
観光庁では、2024年度「海外教育旅行プログラム付加価値向上支援事業」において、学校関係者等と旅行事業者より、教育的付加価値の高い海外教育旅行プログラムの企画を公募し、タイでの株式会社エムアールシージャパンによる『地方創生×国際交流プログラム』、マレーシアでの株式会社JTB 埼玉支店による『人に学び 物に学び 自然に学ぶ多文化共生に求められる未来のつくり方』、マレーシアでの株式会社JTB 横浜支店による『英語を学ぶだけじゃない!世界を広げる語学研修』、韓国での株式会社エモック・エンタープライズによる『日韓高校生の国際共同探求研修』などを採択し、採択された企画に対する磨き上げとして、有識者などのアドバイザー派遣や視察費用などの補助を通じて高付加価値なプログラムの開発支援を実施した。
今回は、この事業で開発された海外教育旅行プログラムの成果報告を含めたシンポジウムを開催することとなった。対象は、特段の制限はないが、主に海外教育旅行の再開や導入を検討している学校関係者/自治体/旅行事業者などを想定している。当日のプログラムは、【開会挨拶】【開発プログラムの報告(韓国、マレーシア、タイなど)】【パネルディスカッション「今後の海外教育旅行に求められることとは」】【交流会(フィンランド政府観光局/Visit Finland(フィンランド)、韓国観光公社(韓国)、マレーシア政府観光局(マレーシア)、タイ国政府観光庁(タイ)、ブランドUSA(アメリカ))】となる。
なお、『海外教育旅行プログラム 付加価値向上支援 報告会』の事務局の業務は、株式会社JTB系が受託しているが、この事業における支援対象に、JTB系の企業も採択されている。