海保は巡視船「せっつ」を東南アジア周辺海域に派遣

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海上保安庁は、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、令和7年1月8日から約1か月間、巡視船「せっつ」を東南アジア周辺海域に派遣し、公海上でのしょう戒などを実施することを発表した。

今回の派遣では、『公海上でのしょう戒』『インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)との連携訓練』『能力向上支援』『日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練』を実施する。

『公海上でのしょう戒』では、東南アジア周辺海域の公海上における海賊行為の監視警戒を実施し、日本の海上交通路の安全確保を図る。

『インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)との連携訓練』では、巡視船せっつをジャカルタへ派遣し、BAKAMLA 巡視船と、海賊対処に係る連携訓練を実施する予定となる。

『能力向上支援』では、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門である MCTをジャカルタへ派遣し、BAKAMLA職員に対し、海上における犯罪取締りに係る能力の向上を目的とした研修を実施する予定となる。

『日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練』では、洋上において、海上保安庁、運航会社及び民間船舶などにおける海賊発生情報の伝達経路を確認するとともに、日本関係船舶の海賊被害の防止及び迅速な救助体制の確立を目的として、連携訓練を実施する予定となる。

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