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岸本周平知事の和歌山県は、和歌山県の外国人材が「共に働く仲間として活躍できる」環境の形成を図るため、県民らの税負担などにより、外国人材の安定的な受入れや定着に向けた取組などに要する経費を補助することが明らかになった。
この補助金交付は【外国人材が安心して働ける「わかやま企業」助成事業補助金交付】として実施されるものとなる。
補助対象者は、和歌山県内に事業所を有する事業者であって、この事業所において外国人材を雇用する予定、又は外国人材を雇用している者となる。
補助率は、1/3となるが、初めて外国人材を雇用する予定、又は、初めて外国人材を雇用した日から1年以内に取組を実施する企業は1/2となる。補助限度額は、一つの事業に対して5万円もしくは10万円となる。
補助対象となる事業は、『企業内の多言語化に関する取組』『外国人材の日本語能力の向上につながる取組』『外国人材の安定的な受入れや定着に向けた取組』『外国人材と地域との交流を図る取組』となる。
『企業内の多言語化に関する取組』では、就業規則、業務マニュアル、社内掲示物等の多言語化に係る翻訳経費が該当する。
『外国人材の日本語能力の向上につながる取組』では、日本語学習教材購入費、日本語学習会開催に係る経費(講師謝金・交通費、資料準備費、会場費等)が該当する。
『外国人材の安定的な受入れや定着に向けた取組』では、インターンシップ・企業見学等一時受入れに係る経費(企業負担の旅費・滞在費等)が該当する。
『外国人材と地域との交流を図る取組』では、地域行事への参加に係る経費(企業負担の旅費・参加費等)、地域交流イベント開催に係る経費(会場費、材料費、物品借上費等)が該当する。