大阪府の金融系外国企業の誘致事業でパソナが敗退、外資系企業が勝利

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画像:大阪府のHPより
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日本維新の会の吉村洋文氏が知事を務める大阪府は、国際金融都市OSAKAの実現に向けて大阪への金融系外国企業などを誘致する事業を実施する事業者の募集を行った結果、株式会社パソナではなく外資系企業のEYストラテジー・アンド・コンサルティングを選定したことが明らかになった。

大阪府では、「令和5年度国際金融都市OSAKA金融系外国企業等誘致事業」について、企画提案公募により受託事業者を募集していた。その結果、提案事業者は、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社パソナ パソナ・淀屋橋、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の全3者となっていた。

今回は、選定委員会による審査において、最優秀提案事業者が決定された。最優秀提案事業者は、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社となった。総合評価点は、100点満点で78点(企画提案部分 69点、価格提案部分 9点)となった。提案金額は、39,565,000円となり、他の2社よりも高い価格ではあったが選定された。

選定理由は、『関連事業の受託実績が豊富にあることで、知見・ノウハウが充実しており、かつ提案も具体的である点が評価できる』としている。なお、事業実施にあたっては、他都市との明確な差別化を図ったうえで、金融系外国企業等の大阪への誘致が着実に進むように、大阪府と綿密に協議を行うことと要望が付けられている。

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