海上保安庁はスリランカで法執行能力向上に係る研修

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画像提供:海上保安庁(ラダークライミングの様子)
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海上保安庁は、国連薬物犯罪事務所(UNODC)との連携による能力向上支援として、海上保安庁の2名をスリランカに派遣し、法執行能力向上に係る研修を7月1日から9日にかけて実施したことを発表した。

海上保安庁から派遣された者は、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門であるMCT(Mobile Cooperation Team)の2名となる。この2名は、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の枠組みでスリランカに派遣された。

MCTは、スリランカのトリンコマリーにおいて、UNODCが実施するVBSSコースに指導員として参加した。VBSSコースは、洋上における立入検査能力の向上を目的としており、実際に現場で業務に当たるスリランカ国内の関係機関職員に対して、船舶への移乗や立入検査、負傷者の救助や搬送に関する講義・訓練などを実施した。

UNODCは、薬物規制と同犯罪対策・調査・統計や組織犯罪などに係る対応を実施している他、国連加盟各国の法執行機関などへの助言や司法制度整備支援、法執行能力向上支援を実施している国際連合の関係機関となる。海上保安庁は、平成30年度から、UNODCからの要請に基づき、海上における法執行能力向上に係る研修に協力している。

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