このページの所要時間: 約 1分18秒
岸田文雄内閣総理大臣は、参議院の決算委員会において、山田太郎議員が花粉症対策において遺伝子組換え技術を使用した米(花粉症緩和米)の実用化などの要請をしたことに対して、是非結果を出したいと思うとの旨を述べた。
4月3日の参議院の決算委員会において、山田太郎議員は、「農水省さんからもコメントあった花粉症緩和米の実用化ですが、遺伝子組換え技術を用いられている、効果、効能をうたうところが難しい、製薬メーカーさんの参画等の問題でなかなか難しい状況になっています。ただ、本当に我々はコロナ克服するためにいろんなことを対策してきました。政府が本気でやればここまでワクチンに対してもできるんだということを見せていただきましたので、是非これは、農林水産大臣、そして総理にも、この花粉症対策、国を挙げて、これだけの国民病というふうに言われていますから、やっていただきたいと思います。特に、総理におかれては、司令塔となる仕組みをつくって対策をすれば多分大変人気が出る政策にもなると思いますし、まさに花粉症撲滅ということになれば、私は総理の名前を歴史に残すことができると思います」との旨を述べた。
その後に、岸田文雄内閣総理大臣は、「花粉症については、もはや我が国の社会問題と言っていいような問題であると認識をしています。様々な対策が求められます。政府においても関係閣僚会議、これを開催し、そして情報共有、そして効果的な対策の組合せ、こういったものに取り組んでいます。是非結果を出したいと思います」との旨を力強く述べた。