横浜市は簡易日本語を日本人の間でも普及へ

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横浜市は、日本人が3世紀から主言語として使用している日本語ではなく外国人などにもわかるように配慮して簡易にした日本語「やさしい日本語」を日本人の間にも広げさせるため、地域日本語シンポジウム『横浜 まちの日本語プラットフォーム2022「広がる やさしい日本語 文化施設・病院編」』を3月28日に開催する。

公益財団法人 横浜市国際交流協会(YOKE)の見解によると、外国出身や外国につながる方たちの増加・定住化が進み、学校や職場、生活の場など、日常の暮らしで多文化を背景にした様々なコミュニケーションが行われているとしている。YOKEでは、多様な人々が活躍できる地域づくりにむけ、日本人、外国人、活動分野の異なる人たちが行き交い、さらなる行動のきっかけを得られることを目指し、2017 年からトークイベント「まちのにほんごプラットフォーム」を実施し、2020年8月に横浜市域における地域日本語教育の総合的な体制づくりを進めるための拠点「よこはま日本語学習支援センター」の開設を機に、2020年度からは「地域日本語シンポジウム・まちの日本語プラットフォーム」として開催している。

2022年度の今回は、様々な分野に広がりをみせる、やさしい日本語やまちのサイン等の取組を知ることを通して、人々のコミュニケーションを豊かにしていくためのヒントを、皆とともに考える機会として『横浜 まちの日本語プラットフォーム2022「広がる やさしい日本語 文化施設・病院編」』を開催することとなった。

主催は、公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)よこはま日本語学習支援センターとなり、横浜市委託事業・令和4年度「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用して実施される。基調講演、文化施設と病院での「やさしい日本語」の取組事例が紹介される。主催者としては、「やさしい日本語」が私たちの生活の中にさらに広がると共に、「みんなで使うことができる言葉」となることを願っているとしている。

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