静岡県は中国・浙江省オンラインツアー、知事組織は一帯一路を推進

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静岡県は、中国の浙江省との友好提携40周年記念事業「浙江省オンラインファムツアー」を1月12日の午前・午後、13日の3回にかけて実施する。

静岡県では、県と浙江省の友好関係の認知度向上と訪日旅行の目的地となるきっかけづくりの場を提供することを目的に、中国・浙江省においてオンラインで静岡県を体験できるツアーを実施することとなった。

このツアーは、ターゲットごとに興味関心の高いテーマを設定し、現地(杭州)会場と県内会場を繋いだ双方向コミュニケーションや現地での体験プログラムによるライブ感のあるオンラインツアーとなる。今後本格化が見込まれる中国からの訪日旅行需要の拡大に向け、ツアー実施後もWeChatなどのSNSを活用し、ターゲットに向けて継続した情報発信、県上海事務所によるフォローを実施する予定である。

1月12日午前は「茶道体験」が実施される。対象は、現地旅行社10名となる。富士山(スピードウェイホテル)、富士山(ハイキング)、文化(お座敷文化大学)、文化(茶の都ミュージアム)の映像が使用される。

1月12日午後は「着物着付け」「踊り子実演」が実施される。建築(ACAO FOREST)、宿(あさば旅館)、自然(寸又峡、湖上駅)、サイクリング(浜名湖)の映像が使用される。

13日は「日本酒講座」「わさび料理」が実施される。タカアシガニ料理(かにやへだ)、うなぎ料理(浜乃木)、食(わさび田)、食(三和酒造:臥龍梅)の映像が使用される。

なお、静岡県の川勝平太知事が管轄する特別補佐・戦略監室は、中国政府が推し進める『一帯一路』を、中国が利益を独占する排他的な政策と考えずに、県内企業は自らのビジネスに利用する対応が必要と思うとの見解を示している。

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