静岡県は県民らにイスラム教徒のハラール等の食の多様化対応を周知

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静岡県は、県民らにインバウンド再開に向けて食の多様化対応を学んでもらうため、食の多様化対応ツアーを実施する。

静岡県では、宗教上の禁忌や食に関する嗜好を問わず、誰もが安心して静岡の美食や食文化を味わうことができる食の多様化対応を推進している。今回は、今後のインバウンド再開の準備として、ハラールなど食の多様化対応を先進的に取り組んでいる飲食店などを訪問し、具体的な取組を学べる日帰りバスツアーを開催することとなった。

ツアーの特徴は、『県内最大級のイスラム教徒礼拝施設「マスジド」の見学や、実際にハラール・グルテンフリー対応を実施している飲食店などを訪問』『食の多様化対応の基礎や実際の厨房オペレーション、使用食材について、料理人などから直接話を聞くことができる』『飲食店での料理の実食、食の多様化対応レシピで使用できる食材の見学を行う』であるとしている。

中部コースは、10月25日に行われる。静岡駅発となり、「静岡マスジド」「鮨処やましち」「由比港漁業協同組合」に訪れる。「静岡マスジド」は、中部最大級の礼拝施設であり、日本人イスラム教徒からハラール対応について直接話を聞ける。「鮨処やましち」は、5年前からハラール対応に取り組む老舗の海鮮料理店であり、ハラール料理の実食や手作りの礼拝マットの見学を行える。「由比港漁業協同組合」は、これから旬を迎える桜えびの漁業基地であり、ハラール料理でも使える食材が紹介される。

東部コースは、10月27日に行われる。三島駅発となり、「サンセットプラザ堂ヶ島」「かね吉一燈庵」に訪れる。「サンセットプラザ堂ヶ島」は、堂ヶ島の観光施設としてハラール対応に取り組んでおり、ハラール料理の実食や礼拝室を見学する。「かね吉一燈庵」は、ハラールやグルテンフリー対応に取り組む伊豆の老舗旅館であり、料理の試食や礼拝室の見学を行う。

西部コースは、11月1日に行われる。浜松駅であり、「モハマディマスジド(浜松モスク)」「NEOPASA浜名湖下り」「アミカ浜松上浅田店」に訪れる。「モハマディマスジド(浜松モスク)」は、西部最大級の礼拝施設であり、イスラム教徒からハラール対応について直接話を聞ける。「NEOPASA浜名湖下り」は、ハラール対応料理の実食や礼拝室の見学を行う。「アミカ浜松上浅田店」は、外国人も多く利用するスーパーであり、ハラールやベジタリアン対応商品も多く、実際に買い物も行う。

なお、今回のツアー事業は、株式会社日本旅行静岡支店が実施する。

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