日本はASEANと連携しウクライナ情勢の解決へ

スポンサーリンク




このページの所要時間: 121

林外務大臣は、ウクライナ情勢に対しては、東南アジア諸国との連携を強化したうえで解決するための働きかけを進めていくとの見解を示した。

4月12日に実施された会見の際に、記者から「対露姿勢に関して、アジアの諸国と共闘する姿勢を示すために大臣が自ら南アジアとかASEANの諸国と会談して、直接働きかけを強めるというお考えはありますでしょうか」との旨の質問が行われた。

この質問に対して林大臣は、「ロシアの侵攻後、2月28日でございますが、私自身、東南アジア諸国の駐日大使と会談をいたしました。ロシアのウクライナ侵略に対する日本の立場、これを詳細に説明するとともに、緊密に連携していくことで一致をいたしました。これを皮切りに、様々なレベルで東南アジア各国への働きかけを重ねて、現地時間3月2日に、東南アジア各国からの賛成や共同提案国入りを得た、『ウクライナに対する侵略』決議が採択をされております。この先週末ですが、日・フィリピン「2+2」を行って、私を含む日・フィリピンの外務・防衛4閣僚が『武力行使の即時停止及び部隊のウクライナ領域からの撤退』、これを求める強いメッセージを含む共同声明を発出をいたしました。また、総理におかれても、直近では3月20日にカンボジアを訪問し、フン・セン首相との間で、同様の共同声明を発出をしております。こうした機会以外にも、各国との電話会談等を行っておりまして、一つひとつ説明をすることはいたしませんが、今後も、様々な外交機会を活用して、東南アジア諸国との連携を強化してまいりたいと思っております」との旨の見解を示した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース