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海上自衛隊の海上幕僚監部は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、オーストラリア海軍、シンガポール海軍およびにパラオ共和国海上保安局と訓練を実施したことを発表した。
日豪共同訓練は、3月5日に実施された。この訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及びオーストラリア海軍との連携の強化となる。訓練海空域はベンガル湾となり、参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」、オーストラリア海軍のフリゲート艦「アランタ」となる。訓練した項目は、各種戦術訓練となる。
日シンガポール親善訓練は、3月6日に実施された。この訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及びシンガポール海軍との相互理解の増進となる。訓練海空域はベンガル湾となり、参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」、シンガポール海軍のフリゲート艦「テネイシャス」となる。訓練した項目は、戦術運動、通信訓練などとなる。
日パラオ親善訓練は、3月6日に実施された。この訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及びパラオ共和国海上保安局との相互理解の増進となる。訓練海空域はパラオ周辺となり、参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」と練習艦「はたかぜ」、パラオ共和国海上保安局の巡視船「ケダム」となる。主要訓練項目は、戦術運動、通信訓練となる。